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障害の種別や特性

発達障害:Developmental disorder

発達障害とは、発達の過程で見られる、行動、コミュニケーション、社会への適応の障害です。
わかりやすく言うと、生まれつきの個性で、日常生活が困ってしまうことが、発達障害です。
 
  • 自閉症
  • 広汎性発達障害
  • 注意欠如・多動性障害ADHD
  • 学習障害LD
  • アスペルガー症候群
 
これらの総称として、発達障害と呼んでいます。
 
法律上での、発達障害は?
発達障害支援法第2条では、発達障害は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義しています。
 
発達障害の原因は、生まれつきの脳の構造や機能の異常
発達障害は、生まれつきの脳の構造や機能の異常が原因です。多くの遺伝的要因が関与して起こる先天的な脳機能障害で、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると考えられています。

自閉症とは?

自閉症(Autism)は先天的な発達障害の一つで、社会性と対人関係の障害、コミュニケーションや言葉の発達の遅れ、行動や興味の偏りの3つの特徴が発達段階で現れると言われています。
文部科学省によると、自閉症は以下のように定義されています。
 
自閉症とは、3歳位までに現れ、①他人との社会的関係の形式の困難さ、②言葉の発達の遅れ、③興味や関心が狭く特定のものにこだわることを特徴とする行動の障害であり、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。

広汎性発達障害とは?

広汎性発達障害とは?
PDD:pervasive developmental disorder
広汎性発達障害とは、自閉症、アスペルガー症候群のほか、レット障害、小児期崩壊性障害、特定不能の発達障害など、これらの総称です。
自閉症などの個別の区分に分類できない場合には、広汎性発達障害と診断されます。最近では、広汎性発達障害PDDとほぼ同じ意味で、自閉症スペクトラム障害という名称が使われています。
 
広汎性発達障害の症状
広汎性発達障害はいろいろな発達障害を含む総称なので、その症状も他の発達障害の症状を合わせたものです。
 
  1. 対人関係の障害
  2. コミュニケーション障害
  3. パターン化した興味や活動
 
などが広汎性発達障害の主な症状です。

アスペルガー症候群とは?

アスペルガー症候群(AS)は対人コミュニケーション能力や社会性、想像力に障害があり、対人関係がうまくいきづらい障害で、知的障害や言葉の発達の遅れがないものを言います。明確な原因は現在もわかっていませんが、何らかの脳機能の障害と考えられています。
文部科学省はアスペルガー症候群(AS)を以下のように定義しています。
 
アスペルガー症候群とは、知的発達の遅れを伴わず、かつ、自閉症の特徴のうち言葉の発達の遅れを伴わないものである。なお、高機能自閉症やアスペルガー症候群は、広汎性発達障害に分類されるものである。
 
最初にこの症例を発表したオーストリアの小児科医ハンス・アスペルガーにちなんで、アスペルガー症候群と名付けられました。
 

注意欠如多動性障害(ADHD)とは?

AD/HD:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder
 
注意欠如多動性障害(ADHD)とは、年齢に相応しい落ち着きや注意力が欠けている症状が見られる障害です。多くの場合、障害の症状が小学校低学年くらいまで現れるのが特徴です。
 
ADHDの主な症状は、多動性、不注意、衝動性の3つです。
 
脳に情報を一時的に保つ作業記憶、ワーキングメモリが弱いため、注意力が弱く、場違いな行動をしてしまいます。
ADHDには長所もたくさんあります。新しいことにチャレンジ。トレンドに敏感。いろんなことに興味を持つ。しっかり障害の特徴を把握して、いい面を伸ばしていきましょう。
 

学習障害LDとは?

Learning Disabilities
学習障害LDとは、全般的な知的発達に遅れはないのに、
 
  • 読むこと
  • 書くこと
  • 聞くこと
  • 話すこと
  • 計算すること
  • 推論すること
 
これらの能力のうち、どれか特定のものだけに著しい困難がある状態のことをいいます。
学習障害LDの人は、目や耳からの情報が脳にうまく伝わりません。耳で聞く話す障害を聴覚性LD、読み書き障害を視覚性LD、計算の障害を算数LDと呼ぶこともあります。また、学習障害LD単独の症状であれば、自分の苦手とすることが自分自身で認識できるので、自己流の方法で障害を克服している場合もあります。
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